褒められるというのは基本的に嬉しいものです
人は誰しも承認欲求はあります
承認欲求は強すぎると悪い方向に作用しますが、必要な欲求です
承認=人へ影響を与えられている
というわけなので、承認欲求というのは、その結果を見て自らの行動を是正していくという社会性を構築する上で不可欠なサイクルを作り出すために必要な欲求なのです
「褒められるのがイヤ!!!」という理から外れた悲しきモンスターな方もいますが、基本的に悪い気はしません
褒めるといっても「媚び」ではなく「正当な評価」と相手が感じられるかどうかという要素もあります
「褒められるのがイヤ!!!」という人は「媚びを売られている!!!」と感じるのが原因ではないでしょうか??
相手に「媚び」ではなく「正当な評価」と受け取られなければ逆効果になってしまいます
Index
人を褒める際の注意点
誰が見てもわかる相手の良いところは避けましょう
人間は、他人にに見せてない姿や言われ慣れてない部分を自分の本質と捉える心理傾向があります
なので、見た目そのままの良いところを褒めたら「媚を売っている」「本質を見抜いてくれていない」と思われてしまします
「背が高い」や「容姿が良い」という一目でわかる部分は触れない方が無難ですが、そういった目で見てわかりやすい部分が褒めやすいというのも確かです
その場合は印象と真逆のことを言いましょう
・バカそうな人には・・・「深い考えを持っていそう」
・暗そうな人には・・・「本当は明るい性格」
・怖そうな人には・・・「優しそう」
・容姿の悪い人には・・・「モテそう」
などですね
「意外と」や「実は」「本当は」という枕詞を置くと更に効果的です
人の褒め方
人を褒める際には見た目以外の部分
・人間性
・能力
・行動
・雰囲気
・考え方
・信念や志
などの内面や能力を褒められた方が相手はより自分の本質を見てくれていると感じやすいです
その上で、印象と真逆のことを「意外と」「実は」「本当は」という枕詞を置いて褒めると更に効果的ですね
これ以外の方法だと
「あなたの影響で、最近〇〇を始めてみました」
と暗に相手を認め、賛同し更に行動にまで移したことを伝えるという高等テクニックもあります
人を褒めるメリット
組織論的メリット
自分自身を認め、褒めてくれる人のために人は行動します
「将」とは相手を認められる人のことを言います
なので、兵は将についていくわけですね
人は、自分を認めてくれる人に対して「生命」を掛けてついていきます
似非カルト宗教や似非占い師でこの手法を悪用している輩もいますね
一般人の信者はニュースになりませんが、芸能人が似非占い師に騙された場合はニュースになるので見たことがある人も多いでしょう
これは悪い例ですが、友好的且つ、発展的なビジネスの関係に於いては良い方に作用します
「上司」という立場の人は部下を正当に評価し褒めてあげることが円滑に組織を運営していく上で不可欠です
相手に自分を好きになってもらえる
基本的に人は、自分を認め、褒めてくれる良き理解者のことは好きになります
これは、仕事や恋愛などすべての人間関係に働く法則です
相手に好かれ、更に円滑に人間関係を築くことが出来るというのは大きなメリットです
仲直りのきっかけになる
褒めるという行為は、ケンカしている相手やぎくしゃくしている相手との仲直りのきっかけになります
例え険悪な関係の相手であっても、褒められれば態度は軟化します
それ以外でもケンカ中の彼氏、彼女をさり気ない感じで褒めて会話のきっかけや仲直りのきっかけに出来ます
というわけで、「褒める」という行為は相手に喜んでもらえますし、自分自身も相手を認めることで器が大きくなり成長出来ます
間違った褒め方をして相手に「媚を売っている!」と思われたら逆効果なので、正当に相手を評価し、認めて言葉にしてあげることで円滑な人間関係を築いていきましょう!