432Hz、440Hz、453Hzで音楽を作って比較してみた

音楽のチューニングはA=440Hzが一般的ですが、国やジャンルによって様々に変わります

あまり注目されることのないチューニングピッチの周波数ですが、これを変えることで音像や聴こえ方がかなり変わります

 

 

440Hz以外にも世界にはたくさんのチューニングピッチがありますな

世界のチューニングピッチ

チューニングピッチも結構世界中で違いますね

日本のクラシックのオーケストラ:442Hz

アメリカ、イギリスのオーケストラ:440Hz

ヨーロッパのオーケストラ:443Hz〜448Hz(楽団によっていろいろ)

カラヤン・チューニング:446Hz

モーツァルトピッチ:421.6Hz

 

などなどありますが、今回は432Hzと440Hzと453Hzで実際に曲を作り、比較していきたいと思います

DTMで作ってますが、すべて同じ曲で設定も同じ、調律だけを変更しています

432Hz

オカルト、都市伝説界隈で良いとされている

リラックス感はある…かな…??

音のピッチが下がっているのでリラックス感があるのは当たり前かも…

ただちょっとくすんでいるというか古い感じもある 音像的に

カントリーとかのジャンルでノスタルジックな演出には合いそう

440Hz

いわゆる普通の周波数帯

一番耳馴染みのある周波数帯

オカルト、都市伝説界隈では悪魔の周波数と言われ評判はよろしくない…w

和音が濁っているように聴こえないでもない

453Hz

個人的に最も気に入っている!!!

透明感があり、且つ主張も強い

A=440Hzから見たときにちょうど50〜51セント(半音は100セントなので半音の半分)高く、一番馴染みのない周波数帯になる

ちなみに、ピッチの高さは正義!!!とそのまま上げ続け、A=466.163761…HzになるとA=440Hzの半音上に転調したのと同じことになり無意味

まとめ

実は数年前からいろいろ検証はしていて453Hzが気に入ってずっと使ってきました

今回改めていろいろなチューニングを試してみましたがやっぱりA=453Hzで間違ってないと個人的には思います

シューマン共振や脳波などとも関係するという説もありますが、シューマン共振は時期や季節によっても変わりますし、脳波も人によって微妙に変わるでしょうから、その時、その人に合ったチューニングピッチというのもあるのだろうと思われます

様々な文化は限界まで細分化され、「多様性の時代」と言われる現代なので楽器の奏者や音楽に関わる人は自分のチューニングピッチというものを見つけてみるのもおもしろいかも知れませんね!