「他罰的」とは、失敗や不幸の原因を他人や社会、環境のせいにしてしまうことの意味です
一番すごかったのは星のせいにしてた人がいましたw
類義語に「外罰的」「他責的」がありますが、同じ意味です
「他罰的」の対義語は「自罰的」ですが、自罰的とは失敗や不幸なことが起こったときに自分自身を責めてしまうことの意味です
カウンセリングなどで診療を受けに来る人はほとんどが「自罰的」な人だそうです
「他罰的」な人は、すべての原因を他人や環境のせいにして「自分は悪くない!!!」と思っているので診療を受ける機会もないわけですね
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何故、他罰的な人は幸せになれないのか??
他罰的な人が幸せになれない理由は大きくわけて3つあります
自分が他人に接する様に、他人は自分に接するから
基本的に人は、相手の温度に合わせます
ビジネスライクな相手にはビジネスライクな態度で接しますし、フランクな相手にはフランクな態度で返します
同じ様に他罰的な態度の人には他罰的な態度で返します
お互いに他罰的な態度を返し合っている関係が幸せなわけがありません
小さい頃に言われた「人の嫌がることをしてはいけません」というのは他罰的な態度を返し合う関係に陥らないためだったのですね
そんな事態に陥らない方法、既にそのような関係の中にいる場合、そこから抜け出す方法は1つだけです
スルーすること
当たり障りのない会話でスルーすることが一番の方法です
争いは同レベルの者同士でしか起こりません
「他罰」しているつもりが、実は「自罰」になっているから
脳は主語を理解出来ません
なので、他人に向けた害意であっても自分自身にダメージを与えてしまいます
「人を呪わば穴2つ」という言葉もありますね…
更に脳は「主語」だけでなく「時間」「否定」も理解出来ません
それ故に、過去を思い起こしての他責、ネガティブな感情、言葉のすべてが自分自身のダメージとなります
なんだか人間の脳ってすごくポンコツですね…w
自分を自分で赦せなくなってしまうから
例えば、スポーツが得意な人が運動が不得手な人を叩いていると、年をとったり、事故にあったりしてスポーツが出来なくなったとき、そんな自分を赦せなくなってしまいます
正社員の人がバイトや派遣をバカにして叩いていると、何かの事情で解雇されバイトや派遣で働かなくてはならなくなった場合、自分自身の価値を認められなくなります
挫折した人を叩いていると、自分が挫折したとき自分で自分を赦せなくなってしまいます
他人をバカにして叩いていたエネルギーが寸分の狂いもなく自分に向けられてしまうというわけですね
自分の価値観で認められず、バカにして叩いてもいいと思っていたものが「自分自身」になるというのは考えられる限りで最も不幸なことではないでしょうか…
いつ何時、どんな場所、どんな状況でも「強者」でいられる人なんていませんからね
他罰思考を回避する方法
何よりも自分自身が他罰思考に陥らないことが肝要ですが、その上での回避策です
他罰的な人と関わらない
相手が他罰的な態度だと他罰サイクルに陥りやすいです
これは、社会適応能力、コミュ力が高い人ほど他罰サイクルに巻き込まれやすいです
空気を読む能力、相手の温度を察知して合わせる能力が高いが故に他罰には他罰で返してしまいがちだからですね
ネガティブな思考、言葉を避ける
脳は「主語」「否定形」を理解出来ません
そのため、例え相手がいなくても自分自身のネガティブな思考、言葉によって他罰サイクルが出来上がってしまいます
一人他罰サイクルをが出来てしまうと必然的に他人も巻き込んでしまいます
そのような事態を避けるためにネガティブな思考、言葉は避けるようにしましょう
人の長所、物事の良い面を見るようにする
人の長所、物事の良い面だけに目を向けるようにすれば他罰しようがありませんw
最初は無理矢理でも構いませんので、人や物事の良いところだけを見るようにしましょう
他罰思考を改善する方法
他罰的な思考は何1つ良いことがありません
既に他罰思考に陥ってしまっている場合の改善方法です
人の長所に目を向け、褒めまくる
あまり大袈裟だと気持ち悪がられるので不自然でない程度にですねw
学校や職場では難しいということであれば、ネット上の匿名掲示板でもいいですし、専用のTwitterアカウントを作っていいね爆や有名人のツイートやバズったツイートに好意的なリプを送るのもいいと思います
僕もたまにやりますが意外とストレス解消になりますw
誰にも迷惑掛からないしw
好意的な意見を発信し続けることで確実に良い変化が起こります