巨人の肩の上とは-空白の10万年の先

巨人の肩」というのは西洋のメタファーであり、ニュートン力学の確立や微積分法、万有引力の発見で有名なアイザック・ニュートンが1676年にある書簡で書いた

 

私が彼方を見渡せたのだとしたら、それはひとえに巨人の肩の上に乗っていたからです

(If I have seen further it is by standing on ye sholders of Giants.)

 

という一節で有名になりました

 

 

因みに、一番最初に「巨人の肩」という言葉を用いたのはニュートンではなく、12世紀のフランスの哲学者「シャルトルのベルナール(ベルナルドゥス)」さんですw

巨人の肩の上とは

有名な言い廻しなので意味を知っている方も多いとは思いますが、

先人の「努力」「知見」「発見」の積み重ねのがあるからこそ、我々は新たな視座、見識、発見を得られるのだ

という謙虚なニュアンスの言葉です

先人の「努力」「知見」「発見」の積み重ね”を「巨人の肩」に例えているわけですね

 

・巨人の肩の上に立つ

・巨人の肩に座る

・巨人の肩に登る

・巨人の肩に乗る小人

・巨人の肩に立つ侏儒

などの形でも使われます

人類史の空白の10万年

我々、人間(ホモサピエンス)が地球に登場したのは20万年前から10万年前にかけて主にアフリカで誕生したとされています

そして、今から6万年ほど前からアフリカを離れ、世界中に広がっていきました

 

しかし、ホモサピエンスの発展の歴史を辿ると、農業が起こったのは1万年ほど前のことです

それ以前の10万年間が謎なのです

空白の10万年

おそらく「空白の10万年」の間は狩猟や簡易的な農耕をやっていたと思われます

しかし、実は超古代文明が存在していて宇宙戦争や核戦争、謎のウイルスなどで文明が滅び、何十回も何百回も人類史を繰り返している説も捨て難いです
(夢があるので…w)

 

「空白の10万年」と言われていますが、2017年6月の科学誌ネイチャーにてホモサピエンスの誕生は少なくとも30万年以上前であったということがわかり、人類の起源を見直す大発見として話題となりました

なので、人類史の空白の期間はもっと長い可能性があります

空白の10万年と巨人の肩

空白の10万年もの間必死に生き延び、その後、農耕で食料供給の安定化を図り、文芸復興で芸術文化を確立し、産業革命で経済的発展を遂げ、今こうしてインターネットを通してLowerLeft.Worksのサイトを見てもらえています

僕は音楽を作るのですが、コミュ障でもDTMで100人オーバーのオーケストラを鳴らすことだって出来ます

空白の10万年てなんぞ??巨人の肩とはなんぞ??と疑問に思ったらすぐにネットで調べることも出来ます

 

普段何気なく使っているツールやサービス、製品なども巨人の肩の上に立っているからこそ作ることが出来たわけですね

 

こうしてホモサピエンスという動物は順調に個体数を増やしてきました

世界人口推移のグラフ

世界人口の推移グラフ

 

直近100年くらいの増え方半端ないですねwww

これが株価のチャートだったらここから一気に大暴落のナイアガラになりそうでこわい…