自然界で起こることというのは常に効率化されていきます
もちろん僕たちが生きている社会も、認識しているあらゆる現実も、自然界での出来事です
そして、効率化を求めた結果、フィボナッチ数列的な進化を遂げることになります
株価チャートのテクニカル分析でも「フィボナッチリトレースメント」という手法があります
もし、最初から効率的に物事を進めたいのであれば「フィボナッチ数列」を参考にすることが一番効果的です
フィボナッチ数列とは、0、1、1から始まり「直前の2項の和が次の項の値」という法則で進んでいく数列のことです
0
1
1
2
3
5
8
13
21
34
55
89
…
式で表すと「Fn=Fn-1+Fn-2」
となります
黄金比とも深い関係にある数列ですね!
フィボナッチ数列と黄金比についてはこちら
Index
フィボナッチ数列や黄金比とアルゴリズム
フィボナッチ数列や黄金比は自然界にも多く見られますが、コンピュータのアルゴリズムにも使われています
何かを探す「探索」のときにフィボナッチ数列、黄金比を利用することで最高効率で検索が出来ます
何故、人間が黄金比を美しいと感じるのかというと「最高に効率的だから」というのが理由の1つとしてあると僕は思っています
すべてはフィボナッチ数列的に進んで行く
生物の淘汰と進化、植物の種を保存しようという意志
これらは長い時間を掛けて最も効率の良い方法を求めフィボナッチ数や黄金比、対数螺旋などに辿り着きました
素数ゼミなども同じ理由ですね
そして、人間の行動や思考、感情、他者との関係性も例外ではありません
物事が指数関数的に進んで行く理由
記事:物事は指数関数的に進んで行くより
このように何故、人が事を起こすときに物事の進捗が指数関数的になるのかというと「すべてはフィボナッチ数列的に進んで行くから」です
フィボナッチ数列的に進むとは??
フィボナッチ数列は先のように、0、1、1、2、3、5、8、13、21…というようにその項以前のすべての数字を内包しています
単純に「その項以前の数すべての和」というわけではありませんが…
例えば、起業をするというときに本当に0からのスタートアップの場合0、1、1、2、3、5…と遅々として進みません
しかし、続けていればいるほど効率良く進んでいけます
8、13、21、34、55、89、144…と最初はがんばって1つコマを進めても少ししか進めなかったのが、がんばって続けていく内にコマ1つで大きく進めるようになります
その上、コマを進める技術やノウハウも蓄積されているのでコマを1つ進める時間も大幅に短縮されているはずです
それらの相乗効果で最初は雲の上だと思っていた場所に辿り着くことが出来ます
あまり関係ないかも知れませんが「紙を42回折り畳むと月まで届く」という話を思い出しましたw
人は今日「1」しか進められないのならば、明日も「1」しか進めないし、1年後も「1」しか進めないだろうと考えがちです
人間は適応し成長します
そして、楽をしたいから無意識にでも効率化を図りノウハウも蓄積されます
フィボナッチ数列を見れば、今日「1」しか進めなくても1年後の365コマ目には
8531073606282249384383143963212896619394786170594625964346924608389878465365
マイナス
5272493449209568587646043973612216714255778679494571578509044290696557106323
=
3258580157072680796737099989600679905139007491100054385837880317693321359042
進めます!!!
というのは言い過ぎですねw
まぁどこかで減衰が掛かります…
当たり前ですがw
1年でこんなに膨大な数にはなりませんが、今日の1歩と1年後の1歩は想像を遥かに超えるくらい違います
苦労して習得した技術やノウハウは習得以降の人生すべてにプラスの影響を与える「資産」となります
これまでの1歩1歩が次の1歩を「より簡単に」「より遠くに」運んでくれます
なので、最初は「こんなに辛くて、こんなにがんばっているのにたったこれだけしか進めないのかよ…」と悲しくなりますが時間が経つ毎に楽になっていきますのでがんばって下さい!!!