ヴァンパイア(吸血鬼)にはいろいろな特殊能力がありますが、その中に人間を魅了し、従わせてしまうという能力があります
ヴァンパイアが実在する、しないの是非はわかりませんが、例え架空の存在にしても何故ヴァンパイアにこのような設定がなされたのかについての考察です
ヴァンパイアはアニメや映画などファンタジー系の物語にはよく出てきますね
ヴァンパイアは「魅了」以外にも能力がたくさんあります!
そして、弱点もたくさんあります…
詳しくはこちら
Index
ヴァンパイアの特殊能力「魅了」とは
「魅了」というのは、ヴァンパイアの持つ「魔眼」で相手を自分に魅入らせ、従わせるというものです
何故そんなことをするのかというと、エネルギー補給のために吸血する際大人しくしてもらうためです
そしてもう1つ、ヴァンパイアには「未踏の建物には招待されなければ入れない」という弱点…というか制約があります
そのため、「魅了」で相手を従わせ、家に招待させるために使います
人間がヴァンパイアに魅了されるメカニズム
設定上では「魔眼」によって、なんやかんやなスーパーナチュラルでヴァンパイアは人間を魅了する…みたいな設定ですが、実際はもう少し心理的な理由があるのかなと思います
人間は圧倒的な強者を前にした時、最初に抱く感情は「恐怖」です
恐怖の次に来る感情は「崇拝」か「嫌悪」の2パターンがあります
これを使って似非カルト宗教や似非占い師が信者を集めたりしています
先ず最初に相手の精神的に弱い部分を突いたり、隔離空間に閉じ込めたり、すごいマジックで相手に恐怖感を与え、「崇拝」か「嫌悪」の内「崇拝」側に転んだ人間を信者として取り込みます
似非カルト宗教や似非占い師の場合、大抵は「嫌悪」の感情になります
しかし、どんなものでも100:0になることはありません
なので、0.00…1%の凄く少ない確率で「崇拝」側に転んだ人を狙うわけです
スパムメールや詐欺も同じです
しかも、ヴァンパイアの能力と弱点でも書いたように、ヴァンパイアは似非ではなく、本物の強者です
そして、見目も麗しい…
人間はヴァンパイアと言う圧倒的な強者を前にし「恐怖」を感じ、そしてその恐怖は「崇拝」に変わります
少なくとも、似非カルト宗教や似非占い師よりは「恐怖」>>「崇拝」に転ぶ確率は高いでしょう
この心理効果がヴァンパイアの「魅了」と言われる能力の原理ではないか…という考察です
ヴァンパイアは実在するのか??
たぶん、、、実在しないでしょうね…w
中世ヨーロッパの残酷な文化背景とキリスト教文化から創造されたキャラクターといったところでしょう
というか、ヴァンパイアの元となった「ドラキュラ伯爵」はアイルランド人の作家、ブラム・ストーカーの「吸血鬼ドラキュラ」という小説に登場したキャラクターですからねw
何とも夢のない話な上に今回の考察がすべて無駄になってしまうような終わり方になってしまいます…
なので、出来ればいてほしいですね…