音楽の作られ方、演奏のされ方の歴史の話です
不確定な未来を考察する上これまでの現在までの流れを知ることは重要です
帰納的に未来を推し量る上でも
というわけで音楽がこれまでどのような方法で作られ、演奏されてきたかという歴史です
Index
音楽の過去から現在
オーケストラベースの音楽
>>バンドベースの音楽
>>DTMベースの音楽
時代が進むごとに必要人数が少なくて済むように進化してきました
最初はマンパワーを使っていましたが、時代が進むに連れて他の力で代替しているということですね
オーケストラベースの音楽
ヴァイオリン(フィドル)が登場したのが16世紀半ば頃
17世紀半ばにはオーケストラの原型が出来ていたと言われています
その頃のオーケストラは多くて20人程(現代のフルオーケストラは多いと100人程)
マンパワーで音楽を成立させていた
因みに、オーケストラの原型が出来たバロック時代以前の音楽はというと
~6世紀頃
楽譜が無い時代なのではっきりとは分からないが、当時の音楽は主に宗教儀式で使われていたり、剣闘、闘牛や朗読、合唱などを織り交ぜた娯楽
6~14世紀頃(中世期時代)
主に聖歌 和声の概念が生まれ、それまで単旋律だった聖歌が2声>>3声>>4声と進化
しかし、ペスト大流行や宗教裁判、魔女狩りなどで音楽どころではなくなる
14~16世紀頃(ルネサンス期)
文芸復興期 絵画、彫刻、建築等と共に音楽も栄え、それまで貴族、騎士中心だった音楽が一般市民にも広まっていく
合唱、声楽が中心
バンドベースの音楽
Rickenbackerが世界初のエレキギターを発売したのが1932
(僕はRickenbacker360JGを使っているんですが全然弾けていない…)
1950年台にエルヴィス・プレスリーが登場し、その後1962年にビートルズが登場
裏方を別にすれば、3~5人で出来る
エレキ楽器、アンプリファイア、マイクロフォンなど、電気の力で音楽を成立させていた
DTMベースの音楽
MIDIでVirtual Instruments(音源)を制御
ハイスペックマシンであればフルオーケストラを再現することも可能
生楽器などの録音もDAWで出来、MIXもプラグインで完結出来る
人によってはハード機を使う人もいる
基本的に1人で出来る
CPUパワーで音楽を成立させている
まとめ-そして、音楽の進化
これらを順に見ていくと
マンパワー>>電気の力>>CPUパワー
と少ない人数で音楽を成立させることが出来るように進化してきました
近い未来には人工知能が作曲、アレンジ、MIXなど全てこなし、音楽を作るのに人間は必要なく、人間は聴くのみという時代が来るかも知れません…
(人工知能が作曲、MIXするサービスは現在既にある)
徒党を組まなくても個人で出来るようになったことで、コンテンツ供給の主流は個人になってきています
その中でも、グローバルハイクオリティ型とコミュニティロークオリティ型に二極化していきそうな流れもありますね…
それは扨措き、音楽はそろそろ進化しなくてはいけない時期に来ていると思います
これまでの音楽の時代が終わり、これから新しいかたちの音楽の時代が来る
一体それはどんな音楽なのでしょうか…
続き↓