音楽の未来と高解像度化

これまでの音楽の時代が終わり、これから新しいかたちの音楽の時代が来る

 


一体それはどんな音楽なのでしょうか??

 

 

…やはり高解像度化ということになるのでしょう

映像、画像も4K、8Kと高解像度化し進化して来ました


音楽も流れとしては同じように考えられます

音楽の高解像度化


音楽の高解像度化となれば真っ先にハイレゾという言葉が出てきそうですが、今回は所謂ハイレゾの話ではありません

高解像度化といってもサンプリングレートなどの録音や再生の技術的な高解像度化のことではなく、もっと根源的な音楽そのものの高解像度化というお話し

じゃあ何を高解像度化するのかというと《音階》です

現在使われている12音階平均律の音の種類は白鍵7種類+黒鍵5種類の計12種類である
1オクターブ12音階、純正律で17音階

その中から7音だったり5音だったりでスケールが作られるわけですが、実は無限に細分化できます

つまり、1オクターブ24音、36音、48音…というように単純に整数倍していけば音楽そのものの高解像度化が可能なのではないか??

ということです

微分音階

1オクターブ24音、36音、48音の音階は既に「微分音階」というものがあります

1オクターブ24音くらいであればDTMですぐに出来そうです

早速聴いてみましょう

 

四分微分音デモ

 
 


ダメ…みたいですね…w

微分音を効果的に聴かせる為に、従来の12音階平均律の音響的空間に微分音程を加えるというのは理解出来ますが、僕の求める調和の為の高解像度化とは違うので後は好事家に任せたいと思います…

2014年に四分音微分音程に音名が与えられたりと発展の兆しもあるので期待しましょう

 

もっと柔軟に全体の調和から逆算して微分音を効果的に使えれば良さそうな気もする…

調和する音階の高解像度化

微分音階を試してみてわかったことは、音の数を単純に増やせばいいというわけではないということ

調性、調和の具現化とも言えるスケールは自然倍音列で導き出されるものなので、無闇に数を増やすと破綻する…

ということで、スケールの音を横に増やすのではなく、縦に増やしてみましょう

 

周波数をずらしたスケールを縦に並べる

Ⅰ① Ⅱ① Ⅲ① Ⅳ① Ⅴ① Ⅵ① Ⅶ①
Ⅰ② Ⅱ② Ⅲ② Ⅳ② Ⅴ② Ⅵ② Ⅶ②
Ⅰ③ Ⅱ③ Ⅲ③ Ⅳ③ Ⅴ③ Ⅵ③ Ⅶ③

 

縦の他のパートとの調和や、横の旋律の流れで①、②、③…の中でフレキシブルに使う

例えば、オーケストラの指揮者が第◯◯小節のこのCはちょい高めで、第✕✕小節のこのCはちょい低めでと指示することがある

同じCでも周波数の違うC①、C②、C③…と場面ごとに使い分けるということですね

これなら、従来の理論もそのままで、調性も破綻しない

 

と、ここまで書いて思ったのだが、これって感性の鋭い弦楽器奏者なら自然にやっているのかも知れない…w